📅 SVB破綻(2023-03-13)
シリコンバレー銀行の破綻を引き金に米地銀ショック。FRB は緊急流動性を供給
当時の背景と市場心理
2023年3月10日、米シリコンバレー銀行(SVB)が取り付け騒ぎで破綻。米国で2008年リーマン以来、過去最大の銀行破綻となった。週末には暗号資産業界のシグネチャー銀行も破綻、米地銀 ETF は3月13日に -12% の暴落、欧州ではクレディ・スイス株が連日下落してスイス政府主導の買収へと追い込まれた。FRB は12日夜に **緊急流動性供給プログラム(BTFP)**を発動し、13日朝のマーケットオープン前までに一通りの枠組みを整えた。
この日の特徴は、「次の雷管は銀行セクター」という新たな恐怖シナリオが市場に広がりつつも、FRB の迅速な対応で システミックリスク化を回避した点にある。株温計は地銀破綻の瞬間に「恐怖」ゾーンに振れたが、中央銀行の迅速な介入を受けて早期に落ち着きを取り戻した。結果的に FF レート利上げ観測は大幅後退し、6月には利上げ一時停止に至る。
その後のリターンはむしろ ラリーの起点となった。米 S&P500 は 1ヶ月後 +6.1%、3ヶ月後 +12.5%、6ヶ月後 +16.4%、1年後 +34.2%、日経225 は1年で +39.4% の急騰。AI ブーム(ChatGPT・エヌビディア)が同時進行したこともあり、「銀行危機を中央銀行が早期に抑え込めば、株式市場は逆に流動性の恩恵を受ける」局面の典型例となった。
その日の市場温度
※ 日本版は C1+C5 簡易スコア、米国版は VIX ベース推定値。履歴範囲外の日付は「履歴範囲外」と表示されます。
その後のリターン
🇯🇵 日経225
🇺🇸 S&P500
※ リターンは各イベント日の終値から算出。イベント日が休場の場合は直後の営業日の終値を基準にしています。
前後±90日の温度推移
🇯🇵 日本版(C1+C5 簡易スコア)
🇺🇸 米国版(VIX ベース)
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