📅 ボラティリティショック(2018-02-05)

米金利上昇を嫌気、VIX が1日で2倍に急騰。インバース ETF 消滅の引き金

当時の背景と市場心理

2018年2月5日、米国10年債利回りが 2.88% まで急上昇したことを嫌気して、米株は **ダウ -1,175ドル(-4.6%)**の歴史的下落。VIX 恐怖指数は 17 → 37 へと1日で倍以上に跳ね上がり、ボラティリティを売って稼ぐ戦略を取っていたインバース VIX ETF「XIV」は基準価額が一晩で -96% となり清算・消滅に追い込まれた。

この日の特徴は、**「低ボラが続くと信じていた投資家が一斉に巻き戻しを迫られた」**構造的なショックだった点にある。ショートボラ戦略のポジション解消が強制売りを呼び、通常なら -1% 程度で済むはずの調整が増幅されて -5% クラスの暴落に化けた。株温計は日米ともに一気に「極度の恐怖」ゾーンへ振れた。

その後のリターンは、Brexit やコロナ底と比べるとパッとしない数字が続いた。日経225 は 1ヶ月後 -6.3%、1年後でも -8.1% と弱含みが続き、米 S&P500 も1年で +3.4% と低調。2018年は米中貿易戦争と FRB の利上げが続き、年末にかけてさらに大きな下落(クリスマス暴落)が控えていた。「単一の需給ショックと、マクロの方向転換を伴う下落は、その後の回復力が大きく違う」ことを示した局面となっている。

その日の市場温度

🇯🇵 日本(日経225)
51
平温
中立
🇺🇸 米国(S&P500)
履歴範囲外

※ 日本版は C1+C5 簡易スコア、米国版は VIX ベース推定値。履歴範囲外の日付は「履歴範囲外」と表示されます。

その後のリターン

🇯🇵 日経225

1ヶ月後
-6.3%
3ヶ月後
-0.9%
6ヶ月後
-0.8%
1年後
-8.1%

🇺🇸 S&P500

1ヶ月後
+2.9%
3ヶ月後
+0.9%
6ヶ月後
+7.6%
1年後
+3.4%

※ リターンは各イベント日の終値から算出。イベント日が休場の場合は直後の営業日の終値を基準にしています。

前後±90日の温度推移

🇯🇵 日本版(C1+C5 簡易スコア)

極寒
冷え込み
平温
過熱
沸騰

🇺🇸 米国版(VIX ベース)

履歴データ範囲外のため表示できません

極寒
冷え込み
平温
過熱
沸騰

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